生保19社・営業職員の「実態」をランキングで斬る!
在籍者数1位は日本生命、離職率ワーストや平均勤続年数は?
ダイヤモンドオンライン生保関連記事の話題の第2弾は「営業職員の実態ランキング」。
これも形を変えて毎年特集されています。
この「営業職員の実態」は人数の増減や離職率についてのことが多いです。
大量採用・大量離職の代表格である生保の営業職員。
多くの会社が改善に向け対策をしていますが、明暗が分かれているようです。
ターニングポイントは2021年度?
記事には2019年度から2023年度の営業職員数の推移が載っていました。
殆どの会社が2020年度は人数を増やしていました。
明暗が分かれたのは2021年度からです。
営業職員が激減していく会社と緩やかに増えていく会社に綺麗に分かれました。
ターニングポイントは2021年度です。
各社に何が起こったのか…。
それを語るには2020年度に何が起こったかを説明しなくてはなりません。
採用祭りでウハウハだった2020年度
2020年度はコロナで始まりコロナで終わった年度でした。
年度早々に緊急事態宣言…変異株が次々出てきて、解除されても再び緊急事態宣言…。
各種行事は自粛又は縮小開催、世の中全体が自粛ムードかつピリピリ…。
私は当時中堅生保の営業職員でした。
他社が少しずつ自粛ムードになっていく中、
「コロナに負けるな!こんな時だから活動量を増やそう!」
なんて緊急時代宣言直前まで言っている会社でした。
確かに大手は自粛ムードになりつつあったので、中堅にはチャンスでしたが…。
ところが、緊急事態宣言が発令された途端に営業活動自粛&営業職員は在宅勤務。
訪問する代わりにお客様に手紙を送ったりしていました。
毎日会社に来て、会社で事務作業していたのに、急に在宅勤務と言われても戸惑う営業職員。
結局、手紙の宛名書きで殆どの営業職員が出社。密な中で事務作業。穏やかな雰囲気で仕事。
ところが、「それじゃ意味ないよ」と誰かから指摘され、分散出社を強化。
「なるべく会社に来るな!」という方針に変わったのですが、上も混乱していて、周知が上手くいかず…。
現場は結構な混乱状態でした。
大手もここまでではなかったと思いますが、やはり混乱気味ではあったようです。
そんな中、一部の(大部分)の管理職が大はしゃぎする出来事も…。
それが、コロナ不況。
世の中が自粛ムード、様々な活動が制限された影響で失業する人多数。
失業者が増えるという事は採用の大チャンスです。
管理職の皆さんの最大の仕事は在籍数を増やすこと。
社内評価も管下の営業職員数が大きく影響。
不況が来て、失業者が増えるたびに、営業職員のいる生保各社はウハウハ。
採用の大チャンス到来です。
不況の影響が不覚的少ない上に、日本有数の大企業。
それもアピール材料になり殆どの会社が採用に成功。
他社の事は分かりませんが、私のいた会社は2021年度初日は
「人数が大幅に増えた!」と大はしゃぎしていました。
世の中はまだまだ自粛ムードでしたが、結構なはしゃぎっぷりでした。
この2021年度が在籍数の明暗を大きく分けるとも知らずに…。
元生保レディの替え歌研究所
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