消えたスカウト
国内生保、漢字生保と呼ばれる会社は、いつも営業職員の採用に力を入れている印象をお持ちの方も多いと思います。
これは事実なのですが、その中でも特に力を入れる時期とあまり力を入れない時期があります。
代理店に移籍した今も「事情は変わっていないんだな」と実感する出来事がありました。
最近、某女性専用転職サイトに国内生保の求人が良く載るようになりました。会社全体で求人かけている会社も中にはありますが、支社又は営業部単位で求人を出している所が多い。
10月中旬から11月にかけて、色々な国内生保から私の所にスカウトメールが来ました。主にS生命とT生命。複数の違う営業部からスカウト。それぞれ毎日のようにスカウトメールを送ってきました。
同じ時期に町田駅近くのハローワーク前にも国内生保のスカウトらしき女性が複数立っていました。
12月に入った途端、両方ともピタッと消えたんです。
何故か?
それは採用に特に力を入れる時期を過ぎたから…。
国内生保には様々な査定がありますが、特に気にしているのが人数の査定。
年に何回かあるようですが、特に重要なのが1月時点での人数。
1月時点の営業部の人数で年度の営業部の最終評価が決まります。
他にも営業成績等評価基準は沢山ありますが、特に重要なのが人数。
1月時点で基準を満たしていれば、営業部の評価が上がる。
この評価は管理職の評価にも大きく影響。
どうやら年度替わりの人事異動の最大材料のようなのです。
要するに評価次第で左遷か栄転かが決まる。
左遷されると悲惨です。
とんでもない僻地、曲者ぞろいの営業職員がいる…
異動先で営業職員と上手くいかず、精神的に病んでしまう管理職も…。
私の前職の上司は皆30代前半でした。ゆとり世代ですね。
ゆとり世代以降は出世欲は低めといいます。
確かに出世欲は高くなかったですが、評価は気にしていました。
出世したいというより、左遷されたくない…低評価は嫌…という感じ。
また、営業部の評価が下がると、事務員さんの数を減らされたり、
コピー機が撤去されたり等営業部側にも不都合が生じる場合があるため、
国内生保の管理職及びリーダーやトレーナーと呼ばれる人たちは
1月時点での人数を増やそうと採用活動に必死になるのです。
1月採用に間に合うのが10月中旬から11月なのです。
ちょうどこの時期は保険月(1年で一番数字を求められる月)です。
よくハローワーク前に立っていたのは若い女性2人組でした。
入社数年内の営業職員…保険月の最中にハローワーク前に立つ余裕は
ないはずなのですが…。
1人採用すれば、大きな契約1件以上の評価がされますし、
上司にも非常に感謝されるので、あえて立っていたのでしょう。
12月に入ると、2月採用になってしまう。
1月時点の人数が大事なので、2月採用は意味がない。
そんな訳で採用にはあまり力を入れなくなります。
国内生保は大企業故に会社からの評価を気にする傾向が強いのです。
元生保レディの替え歌研究所
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