赤い羽根共同募金の季節
今日から10月。早いもので今の代理店に移籍して、1年が経過しました。
今日はアポがあり街に出てきています。
どこの駅でも子どもたちが赤い羽根共同募金の活動をしていました。
ボーイスカウト・ガールスカウト制服を着た子どもたちもいれば、私服の子ども達もいました。
私自身は募金活動はしたことないですし、子ども達も多分、その機会はないでしょう。
ただ、子どものうちからボランティア活動をしておくと優しい子に育ちそうだなとは思っています。
一方でボランティアや募金というと思い出すことがあります。 まず思い出すのは高校時代の事。
チャリティは強制?
私が小中学校時代にも赤い羽根共同募金はありました。
当時は教室に募金箱が設置され、募金をすると赤い羽根がもらえました。
多くの子が10円20円と少額ですが、募金をして名札に赤い羽根をつけていました。
私も毎年募金していました。
「人の役に立ちたい」というよりは赤い羽根が可愛かったから募金していたように思います。
募金しない子もいましたが、募金しなかったからと言って白い目で見られたりはしませんでした。 なぜなら、募金は募金。本人の気持ちです。
強制ではないと皆子どもながらに分かっていたからです。
そんな小中学校時代を経て高校に進学。
進学したのは千葉県唯一のミッションスクール。
ボランティア他慈善活動にも熱心な学校でした。
高校では年に2回文房具を購入して福祉団体に募金をするという活動(?)がありました。
自分の好きな文具を購入して、寄付もできるという活動で、沢山の生徒が購入していました。
が、中には購入しない生徒もいました。
文房具はどちらかというと女子生徒向けのファンシーなもの。
男子生徒は余り好まないでしょうし、女子生徒でもファンシーなものが好みでない生徒もいる。
いくらチャリティとは言え、好みでないものにお金は出したくない…と思うのは当然です。
が、「こうあるべき」という思いが強い担任には、それが許せなかったようです。
申込の最終日だったと思います。
ホームルームの時間に突然怒鳴り出したのです。
「今回、福祉活動の商品を買わなかった生徒がいる。私立高校の生徒だから、皆それなりに豊かな家庭で育っているはず。それに五体満足。五体満足で豊かな家庭の人間が貧しい人や心身が不自由な人に施すのは当然。今回も商品を購入して当然。買わなかった生徒は人としてどうかしている」
こういう趣旨の事を延々と語っていました。
担任自身も小学生時代ガールスカウトに入っていたし、もうすぐ3歳になる甥っ子も小学生になったら当然ボーイスカウトに入る…といったプライベートなことまで持ち出して、購入しなかった生徒に対し説教していました。
(※子どもの頃ガールスカウトに入っていて、募金もしている私は素晴らしいとも言いたかった)
なぜか購入した生徒も一緒にお説教…。怒り心頭でした。
生徒たちは全員何も言わずに聞いていました。
が、その日の帰り道、一緒に帰っていた女子生徒がポツリと
「担任はああいっていたけど、募金やボランティアは強制されるべきではないと思う」
一緒に帰っていたメンバー全員で同意しました。
「募金やボランティア」=「任意」という意識が強かった私たちにとって担任の考えは衝撃でした。 今でも募金活動を見ると、あの夕方の少し薄暗い教室を思い出すのです。
就活生にとっての500円
もう一つ思い出すのは大学4年生で就職活動をしていたころの出来事です。
会社説明会が終わって、仲良くなった女子学生と一緒に新宿駅前を歩いていました。
その時に募金活動をしている女性に声をかけられたのです。
阪神大震災の被災者のための募金活動とのこと。
「一口1000円からです。2人でお金を出し合ってもいいですよ。」
と言われたので、1人500円ずつ出し合って1口募金することにしました。
すると募金をしていた女性が
「え?それだけですか?被災者の人が困っているんですよ。」 と不満顔。
こちらは就職活動中の大学生です。500円だって大金です。
お金を出さない訳ではなく、1口千円でお金を出し合ってもいいとのことなので2人で1口募金。 それを伝えると
「それなら募金しなくていいです」
と拒否されてしまいました。
募金活動の女性が去った後、2人で呆然…。
「何だったの今の?」
「怪しいよね。本当にボランティアなら2人で1口で拒否をしないとおもう。」
後で調べてみたら、私たちと同じような事例が多数。
新興宗教団体が行っている募金活動のようで、本当に被災者に使われているかは不透明とのこと。
そういえば、新興宗教にハマっている人独特の話し方をしていました。
1998年の出来事です。
オウム真理教が世間を騒がせたのが1995年…。
その後、新興宗教に対しての風当たりは強くなっていましたが、 街中で「手相見ます」「あなたの幸せを祈らせてください」等々若者を中心に声をかける人が多数いた時代でした。
以来、街角募金は赤い羽根、ユニセフ、あしなが等信頼できる所にしか募金しなくなりました。
どんなに少額でも「ありがとうございます」と受け取ってくださいます。
本物のボランティアであれば、就活中の学生相手に募金金額で文句を言うなんて愚かな事はしない。
本日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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