医療保険?がん保険?
最初に
これは私個人の意見です。同じ保険専門のファイナンシャルプランナーでも異なる考えの人も沢山います。考え方の一つとして、お読みください。
「病気やケガにしっかり備えたい」
最近、上記のようなお問い合わせが増えています。
一人一人状況は異なりますので、その人に最適な保険というのは人によって異なります。
「病気やケガにしっかり備えたい」といっても、その人が何を心配しているかによって
最適な商品は変わってきます。年代や性別によっても変わってきます。
「病気やケガに備える保険」は主に2つ、医療保険、がん保険
医療保険は入院に備える保険。一日当たりいくら、手術したらいくら…と支払われるものと
1回入院したら一時金で〇万円と支払われるものの2種類あります。
治療を目的とした入院であれば、幅広く保障してもらえるのが、医療保険のメリット。
盲腸等の軽い病気で入院しても、がんのような大きな病気で入院しても基本的には同じ金額しか
支払われないのがデメリットといえばデメリット。大きな病気で入院した時は給付金が上乗せされる
オプションで、デメリットをカバーすることもできます。
広く浅く保障してくれる保険です。
がん保険はがんに特化した保険です。がんと診断されたら〇万円と一時金で支払われるものと
入院したらいくら、手術したらいくら、抗がん剤治療したらいくら…と受けた治療ごとに支払われるものの2種類があります。
がんに特化した保険なので、がんにならないと出ません。がんにならない人にはデメリットです。
その代わり、がんに罹った時にはしっかりと保障してもらえます。
医療保険とがん保険、どちらか片方入るのならどっち?
これはファイナンシャルプランナーの中でも意見が分かれます。
考え方なので、どちらが正しいというのはありません。
がん保険派の理由
私はがん保険派です。特に40代以上の女性には、がん保険。
何故なら女性は40過ぎると、がんになるリスクが急に高まります。
40代で多いのは乳がん、子宮がんといった女性特有のがん。
乳がんも子宮がんも早く発見できれば治る可能性が高いがんです。
入院も短くて済みます。が、治療は決して楽ではありません。
がんの中でも治療は辛い方です。
何故辛いか?大きく分けて2つの理由があります。
一つは乳がんも子宮がんも女性にとって大事なものです。特に乳がん。
乳がんは手術するのが一般的です。進み具合で一部切除か全摘かは変わります。
が、たとえ一部切除だとしても、女性の象徴にメスを入れることになる…。
全摘となると乳房を片方全て失う事になります。
できることなら手術したくない…でも、生きるためには手術しないと…
多くの人が苦渋の決断で手術するのです。
更につらいのが治療後…女性の象徴を失ったという精神的なダメージだけでも
相当大きいのに、その後、つらい治療が待っています。
本当に初期のうちなら手術だけで治療が終わることもあるようですが、
乳がんの場合は比較的早期発見できても、手術後に再発予防でホルモン療法や
放射線治療をすることが非常に多いのです。
ホルモン療法も放射線治療も通院でできる病院が増えており、仕事をしながら治療も
できなくはないのですが…副作用が強く出て仕事を休まざるを得ない人も多いようです。
通院治療でも治療費はかかります。交通費もかかります。
普段なら自分で運転したり、交通機関を使ったりするけれど、治療後は副作用が辛くて
タクシーで帰宅…ということも少なくないようです。
女性の象徴を失っただけでも辛いのに、治療費までかかって…Wパンチです。
医療保険だと入院と手術までは保障してくれますが、その後の通院までは保障されないものが
殆どです。保障されたとしても一日5千円~1万円。交通費程度です。
がん保険であれば、しっかり保障されます。一時金タイプ(がんと診断されたら200万円等)の場合は診断された時点で大きな金額が支払われますし、治療ごとに支払われるタイプは放射線やホルモン療法を受けた月ごとに〇万円といった具合に支払われます。
保険から治療費が支払われれば、経済的なダメージはかなり少なくなります。
以上の理由から、40代以上の女性には、医療保険よりがん保険の方がお勧めです。
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